「およそ800年ものむかし源頼政が二条院にまねかれ、深夜に宮殿をさわがしていた怪鳥をみごとに射落とした。
それは、ぬえ(鵺)といって、頭はサル、体はタヌキ、手足はトラ、尾はヘビという奇妙な化鳥であった。
その死がいをウツボ舟(丸木舟)にのせて、桂川に流したところ、遠く大坂湾へ流され芦屋の浜辺に漂着した。
浦人たちは、恐れおののき芦屋川のほとりに葬り、りっぱな墓をつくったという。
ぬえ塚伝説は、「摂陽群談」「摂津名所図会」などに記されているが、古墓にまつわる伝説の一つと思われる。
現在の碑は、後世につくられたものである。
案内板より
芦屋市教育委員会
場所
芦屋公園内
交番の横
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