日本のかるたは大きく分けると二つの系統があります。
一つは外来物として十六世紀半ば頃にポルトガル人がもたらした南蛮かるたを模して、日本で初めて九州三池(大牟田市)で四十八枚からなる「天正かるた」が作られました。その後派生して「うんすんかるた」や博打札などが作られるようになります。もう一つは在来物として、平安時代、貴族の間で遊ばれた 「貝覆」を基に発展した「歌かるた」があります。一対の札に日本の古典和歌を書き記した歌合わせかるたで、小倉百人一首を代表に、古今集や伊勢物語、源氏物語などが題材に用いられました。
文学だけでなく美術工芸品としての性格を併せ持つ、歌留多。
開館60周年を記念する本年の春季展では、日本有数のかるたコレクターでもあった滴翠翁のコレクションを中心に、当時の世相に沿って独自に展開した日本の伝統文化の一端をご紹介します
ちらしより抜粋
イベント概要
期間:2024年3月5日(木)~6月9日(日)
開館時間:10:00~16:00
場所:滴翠美術館
入場料:一般 630円 高大生 420円 中学生以下 無料
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