人類は昔から砂鉄や金属鉄が磁石に引き付けられること、地球磁場の方向へ整列することを知っていました。その作用を利用して羅針盤や発電機など、多くの道具を作りました。この作用は、長い間、鉄など一部の物質だけで起こると考えられていましたが、近年、ほぼ全ての物質が、小型の磁石によって、同様の動きを示すことが分かってきました。これによって磁場を応用する範囲は大きく拡がります、例えば産業廃棄物からの有害物質の除去、希少金属の抽出、微粒子に対応した「クロマトグラフィ技術」の開発など、様々な実用が期待されます。この講座では、磁場について分かりやすく解説しながら、この新しい磁場効果がなぜ起こるのかを探っていきます。
チラシから抜粋
イベント概要
会場:芦屋市民センター 401室
時間:14:00~15:30
講師:植田 千秋 氏 元大阪大学大学院 理学研究科 准教授
定員:100名
受講料:1,000円(2回分一括)
申し込み:2024年3月15日(金)まで、詳しくはチラシをご確認ください
回 | 日にち | タイトル |
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第1回 | 2024年5月24日(金) | 小型の磁石で、鉄を含まない普通の個体を物質ごとに分離する |
第2回 | 2024年6月14日(金) | スターダストの整列から銀河の磁場の方向を知る |
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