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2024年3月14日 渡辺崋山における文人画と蘭学

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2024年3月14日 渡辺崋山における文人画と蘭学

渡辺崋山は、幕末に世界の政治状況について確かな見識をもちながら、いやそれゆえに、蘭学を弾圧する幕府によって捕縛され、自刃した悲劇の時代の先覚者として知られています。しかし、このような政治社会的な活動だけではなく、絵画についても先駆的な仕事を残した人でした。今日は画人、文人画家としての渡辺崋山としての視点からお話したいと思います。

まず初めに、中国で発祥した文人画が、日本に伝わり江戸時代末期にどのようなものとみなされていたかを見てみます。崋山が興味をもち、蘭学を学ぶきっかけとなった西洋画が、独自の芸術として認められた経緯も一瞥しておきます。崋山が悩んだ政治と絵画の問題が、この芸術の成立のリフレインとみなしうることまで、話題を展開したいと思います。

渡辺崋山の画人としての側面からは、芸術についていろいろの問題を考える鍵が見つけられるのではないかと考えています。

チラシより抜粋

イベント概要

会場:芦屋市民センター 401室
時間:14:00~15:30
講師:松井 健 東京大学名誉教授
定員:先着90名
受講料:無料
申し込み:不要

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