村上三郎の作品は苦悩と葛藤の日々が練りこまれていて面白いです。
これが芸術なのかどうなのか、見る人に委ねる作品も多く、
二度と再現できない空間と時間が作品というものもあります。
まさに「紙やぶり」はパフォーマンスとして確立された作品だと思います。
その「紙やぶり」を映像で見ることが出来、これが何故評価されたのか?
そもそも評価されていたのか?見る人に委ねられていますね。
写真を撮っていい作品もありました。
【あらゆる風景】
これは額縁を通してみると、あらゆる風景が作品となる。
という作品です。
作品に参加をするという感覚になりますかね?
展示場所はここでは無いような気もしますが。。。
【箱】
箱の上部の丸のところに耳を当てると、
とある「音」が聞こえてきます。
この箱を当時大阪市内に点々と置いていく作品だったようです。
箱の中に閉じ込めていても、すべては同じ、でも支配するような満足感があったと思います。
という風に、各作品を難しく考えれば考えるほど、深みにはまる感覚に襲われます。
これは何を意味するのか、考えることそのものも作品に繋がります。
まぁ、当時の鬱屈、人と違う自分でありたい。
という芸術青年の爆発がそこにはあるのではないでしょうか?
おそらく、失敗も多くあるんだなと思います。
皆さんも会期終了が近いですが、ぜひ見に行って、????だらけになって帰ってきてください。
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