
【上方講談について】
今日「講談」と呼ばれる芸能は、江戸時代には「講釈」と称され、戦国の軍談や『太平記』などを読み聞かせる口承文化として発展しました。武勇や忠義を語り歴史を伝えるとともに、とりわけ上方では大坂・京都の町人文化と結びつき、商人の才覚や人情、教訓を織り込んだ独自の芸風を育み、地域の精神文化を支えてきました。明治維新後、「講釈師」は「講談師」と呼ばれるようになりますが、歴史を物語として語り、先人の生き方を伝える役割は変わりません。講談は書物では味わえない間合いや抑揚、人物の息遣いを一人の演者が立ち上げる芸であり、その技芸は師から弟子へと継承される無形の文化財と言えるでしょう。【太閤記について】
今年の大河ドラマ「豊臣兄弟」の主人公である豊臣秀吉・秀長像の源流は、「太閤記」にあります。「太閤記」は、江戸時代初期に成立した『川角太閤記』、『絵本太功記』、『甫庵太閤記』などを基に、江戸時代、講釈師によって紡がれて、明治時代以降、講談師の創意工夫、速記本や新聞連載などの流行によって「太閤記」をはじめ、様々な物語が日本中に広がりました。
ちらしから抜粋
イベント概要
日時:2026年10月1日(木) 14:00~15:30
講談師:旭堂 南龍 氏
会場:芦屋市民センター 本館 301室
定員:90名 事前申込不要
受講料:無料
主催:芦屋市
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