
親鸞上人は浄土真宗を創始したことで有名ですが、その教えの中心となった念仏についても、その依拠している教典についても、私たちはよく知りません。お経というと、お葬式などで耳にするものの、その意味についてはほとんどわからず、意味があると考えたこともない人が多いと思います。鎌倉時代に、貴族のものであった仏教が平民に広がっていく重大な契機となったのは、「南無阿弥陀仏」という六字名号をとなえる念仏宗の成立でした。この鎌倉新仏教の確立にもっとも大きな力のひとつとなったのが、親鸞上人の信仰であったことは断言してよいと思われます。その人となり、信仰についてお話しようと思います。西田幾太郎、鈴木大拙、柳宗悦、三木清らの思想思索にも大きなインパクトを与えた親鸞の信仰の意味をふりかえります。
ちらしより
イベント概要
日時:2025年9月19日(金)14:00~15:30
場所:芦屋市民センター本館401室(先着90名)
講師:松井 健 氏(東京大学名誉教授・芦屋大学客員教授)
参加費:無料
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