
布はあまりにも身近で普通の存在であるため、私たちは普段それについて考えてみることはほとんどない。いきなり「布とは何?」と問いかけられると、多くの日値はとまどうに違いない。糸で織られて、色を染められて作られる布は、世界中で古い歴史と伝統のなかで多様に進化し展開してきた。布という製作物から、未来の布まで、一度しっかりと考えてみたいと思います。樹皮や毛皮しかなかった時代から、不織布の活躍する時代まで、人間と布のかかわりを見直し、そこから、ファッションや工芸やアートにまで広がる多岐にわたるテーマに新しい光を投げかけてみたいと思います。自然素材の糸から織られる布の黄昏の季節をしっかりと見きわめたいと考えています。
松井 健(東京大学名誉教授・芦屋大学客員教授)
ちらしより抜粋
イベント概要
日程:2025年5月22日(木) 14:00~15:30
会場:芦屋市民センター本館 401室(先着90名)
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