
「前科者」と聞いたとき、私たちはどんなことを思い浮かべるでしょうか。
一度罪を犯した人は、その後どのように社会に戻っていくのか。
そして、そんな人に寄り添い続ける人たちは、どんな思いを抱えているのでしょう。
2026年10月3日(土)、芦屋市立図書館で、第83回「ふれ愛シネサロン」が開催されます。
今回上映されるのは、罪を犯した人の更生に寄り添う「保護司」を主人公にした映画『前科者』。
入場は無料で、各回100人の事前申込制・先着順です。
「前科者」の更生に寄り添う、保護司という仕事
映画の主人公は、保護司として働く阿川佳代。
保護司とは、罪を犯した人や非行のある人の更生に寄り添い、社会復帰を支える人たちです。
映画では、保護司になって3年の佳代が、さまざまな「前科者」と向き合いながら、一人ひとりの更生のために奔走する姿が描かれます。
その中で佳代が担当するのが、物静かな工藤誠。
誠は更生に向けて歩みを進め、社会人として自立する日も近いと思われていました。
ところが、ある日突然、誠が姿を消します。
そして再び警察に追われる身となることに。
「消えない罪に、癒えない傷に、寄り添い続ける――」
映画『前科者』のキャッチコピーは、「消えない罪に、癒えない傷に、寄り添い続ける――」という言葉。
さらにチラシには、「正解のない問いと向き合う人たちの 希望と再生を描いた感動作。」
と紹介されています。
誰かが罪を犯したとき、その人をただ「悪い人」として終わらせるのではなく、その先にある人生や傷、そして再び社会の中で生きていくことまで考える。
映画を通して、普段はあまり考える機会のない「更生」というテーマに触れることができそうです。
更生を目指していた青年に、再び何が起きたのか
佳代が担当していた誠は、物静かで、更生への道を着実に歩んでいるように見えました。
ところが、誠は突然姿を消してしまいます。
ちょうどその頃、連続殺人事件が発生。
捜査が進むにつれて、誠が抱えていた壮絶な過去や、若くして保護司という仕事を選んだ佳代自身の理由も、少しずつ明らかになっていきます。
「罪を償う」とはどういうことなのか。
「更生する」とはどういうことなのか。
そして、誰かに寄り添い続けるということはどういうことなのか。
答えがひとつではないからこそ、映画を観た後にも心に残る作品になりそうです。
有村架純さんら豪華キャストが出演
主人公の阿川佳代を演じるのは有村架純さん。
そのほか、磯村勇斗さん、若葉竜也さん、マキタスポーツさん、石橋静河さん、北村有起哉さん、宇野祥平さん、リリー・フランキーさん、木村多江さん、森田剛さんらが出演しています。
監督は岸善幸さん。
2021年に公開された日本映画で、今回の上映ではバリアフリー字幕付きとなっています。
芦屋市立図書館で、2回上映
上映は1日に2回。
10時からの第1回と、13時30分からの第2回が予定されています。
どちらも30分前に開場します。
会場は芦屋市立図書館2階集会室。
定員は各回100人で、事前申し込み・先着順となっています。
入場は無料ですが、申し込みが必要なのでご注意ください。
申し込み受付は9月1日(火)午前9時からスタート。
締め切りは9月25日(金)です。
子育て中の方にも嬉しい「無料託児」
今回、子育て中の方にとって嬉しいのが、無料の託児サービスが用意されていること。
対象は6か月から未就学児で、各回3人まで。
こちらも事前申し込みが必要で、締め切りは9月25日(金)です。
「映画を観たいけれど、小さな子どもがいるとなかなか……」という方も、こうした機会なら参加しやすいですよね。
映画を観ている間だけでも子どもを預けて、じっくり作品と向き合う時間を持ってみるのもよさそうです。
映画を観て、少しだけ考えてみる時間
「前科者」というタイトルだけを見ると、少し重たい映画なのかな、と感じるかもしれません。
でも、チラシにある「希望と再生」という言葉を見ると、この作品が描いているのは罪そのものだけではなく、その先にある人の人生なのだと感じます。
誰かがつまずいたとき、もう一度立ち上がるためには何が必要なのか。
そして、その人を支える側にはどんな思いがあるのか。
普段の生活ではなかなか向き合うことのないテーマだからこそ、映画という形で触れてみるのもいいかもしれません。
10月3日は、芦屋市立図書館へ。
無料で映画を楽しみながら、上映後も心に残るような時間を過ごしてみませんか?
あしやの編集長のひとこと
「前科者」という言葉だけを見ると、どうしても自分とは少し遠い話のように感じてしまいます。
でも、映画の紹介を読んでいると、これは「罪を犯した人」の話だけではないんですよね。
人が誰かに支えられること。
誰かを信じること。
もう一度やり直そうとする人に寄り添うこと。
どれも、私たちの日常にもつながっているテーマなのかもしれません。
そして今回は入場無料。
さらに無料託児も用意されています。
「ちょっと気になる」という気持ちだけでも、映画を観に行くきっかけとしては十分だと思います。
10月の土曜日、図書館で映画を1本じっくり観て、そのあと家族や友人と「どうだった?」と話してみる。
そんな時間も素敵ですよね。
イベント概要
第83回 ふれ愛シネサロン「前科者」
日時:2026年10月3日(土)①10:00~12:15 ②13:30~15:45
※各回30分前開場
会場:芦屋市立図書館 2階集会室 芦屋市伊勢町12番5号
入場料:無料 ※事前申し込みが必要
定員:各回100人 ※事前申込制・先着
申込受付:9月1日(火)午前9時~※申込締切:9月25日(金)
託児:無料 各回3人
対象:6か月~未就学児
※申し込みが必要
※申込締切:9月25日(金)
上映作品:『前科者』2021年/日本
監督:岸善幸
出演:有村架純、磯村勇斗、若葉竜也、マキタスポーツ、石橋静河、北村有起哉、宇野祥平、リリー・フランキー、木村多江、森田剛 ほか
※バリアフリー字幕あり
※PG12(12歳未満の方は保護者同伴)
主催:芦屋市/芦屋市教育委員会
西宮・芦屋人権啓発活動地域ネットワーク協議会
問い合わせ:芦屋市人権・男女共生課
TEL:0797-38-2055
※駐車場には限りがあります。できるだけ公共交通機関をご利用ください。
ちらしはこちら

あしや情報、随時募集中!
イベントの紹介、情報の追加は無料です。
ご依頼はこちらから※掲載している情報は掲載当時の情報となります。最新の情報に関しては各イベント責任者や店舗にお問い合わせください。

