「砕花、東北からのたより」"/>
富田砕花は「風」のごとくに旅をする。
しかし、十分すぎるほどに下調べをする。木地師はどこにいるか、マタギはどこにいるか、漆器や工芸品を伝承しているひとはどこにいるか、行く先々の社寺仏閣の起源由来を調べ、地元のひとたちが祀る神社はどこにあるか、どこに宿をとれば過去の話が聞けるか、どこに温泉があるかなどを克明に調べ、それを記憶する。目的地へ向かうための行程は、時刻表をもとにメモに書き上げ、該当する地域の国土地理院地図を数十枚持って、その旅程を楽しむのである。それでも、現地の状況で予想が大きく外れるときもあったようだ。
今回の企画は、昭和36年3月2日、「相棒」のマチさんが亡くなられてほどなく、かつて一緒に旅をした東北に向かい、その途次で見たもの、予期せぬ天候で大胆に旅程を変更したこと、そしてその時々の心境を、宮崎修二朗氏に発信していた手紙の数編から、砕花の見たもの、感じたこと、伝えたいことがご覧いただけます。
芦屋市ホームページより
イベント概要
日程:開催中~2023年3月29日(水)
開館日時:水曜日と日曜日 10:00~16:00
会場:富田砕花旧居
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